Hiro's PowerBook Tips Triangle PCカード使用レポート

TRUMPCARD
Seven of Diamonds使用レポート

報告者:村上 春巻


経緯

 これまで、主に使用するソフトがFileMaker Proということもあって(Word & Excelは窓でやります。その方が快適だから……。)、個人所有のPowerBook 2400c/180(以前はPowerBook 5300c)を職場のネットワークに繋げ、窓一色の職場で使用していました。システム管理者の一員であるという特権の悪用?乱用?ですね。(^^;
 そうしたところ、PC関連機器のリースアップに伴い、ついに僕の職場でも4月から100Base-TXのネットワーク環境へ移行することになりました。
 もちろん、今まで使用していた10Base-TのPC Cardが使用できなくなる訳ではないのですが、「折角の100Base-TXの環境なのだから」という大義名分?(対妻用のです)のもと、PB2400で使える100Base-TXのPC Cardを購入しようと決意しました。……って、それ程大袈裟なことではなくて、単なる物欲ですが(おいおい)……。


購入

「窓」で使用できる100Base-TXのPC Cardが販売されていることは知っていたので、Macで使える物もあるはず、ぐらいの気持ちで探しはじめたのですが、これが何と見つからない。インターネット上の有名どころのショップはもちろん、東京・秋葉原の大手ショップ(DOS/V系も含む)も探してみたのですが、結果は×。
 これで諦めてなるものかと、これまで使用実績(10Base-TのLANカード)のあるTDKやRATOCが100Base-TXのカードを販売しているのをホームページで確認後、問い合わせのメールを出すも、TDKは返答なし、RATOCはPB2400はCard Busに対応していなので使えないとのつれないお返事……(注:今度のPB2400c/240はCard Busに対応しているとかいないとか?)。
 もう藁にもすがる気持ちで(またまた大袈裟な……)、NIFTY SERVEの Mac PowerBook & Mobile Forumのパワーアップ会議室で質問してみたところ、和久田さんという方から「『PC Card一覧表』をアップロードしているので参考にしてみれば……。」との暖かい返事を頂きました(ありがとうございます……利用していただいて<和久田>)。
 で、ダウンロードして見ると、何とOSITECH社のSeven of Diamondsというのが使えるらしい。早速、販売代理店のケイ・エスネットワークのホームページを訪れて見ると、「PB2400・PB3400で使用可」との力強いお言葉。思わず歓喜の涙を流してしまいました(ウソ)。
 翌日、ケイ・エスネットワークに電話し、どこで販売されているのかを尋ねると、「一般の流通経路にはほとんど流していないが、東京・秋葉原のソフトクリエイト・ネットワーク館では取り扱っているはず……。」との回答を得たので、苦節?年やっと入手することができました(税込みで約21000円)。


実際に使用してみて

Spacer Seven of Diamonds' Icon

 購入後、箱を開けて見ると、なんとMac用のドライバが入っていない。購入したソフトクリエイトでも、PB2400・PB3400対応と表示してあったのに……。これにはちょっと唖然としましたが、ケイ・エスネットワークのホームページでドライバ(βバージョン)をダウンロードしてあったので、それをインストール。取り敢えず、自宅の10Base-Tのネットワークへの接続を試みてみたところ、問題なく接続でき、ほっと一安心。

 翌日には、職場のWindows NT 4.0(Service Pack 3)をサーバとする100Base-TXの環境で使用してみましたが、こちらでも下記の問題があるものの接続することが可能でした。問題というのは(まぁ問題というほど深刻なものではないのですが)、

  1. TCP/IP、あるいはAppleTalk接続した後、接続を解除してもそのままではカードを取り出すことができない(使用中なので取り出しできない、というアラートが出ます)。RATOCのREX-R280が接続中でなければ、取り出すことができたのでこれは不便。
  2. NT ServerのMac Volumeをマウントできない事がある。
  3. NT ServerのMac Volume上にロングファイル名のファイルを置くと、Volumeを開くことができない。
というものです。

Microsoft UAM Volume

 このことについて、ケイ・エスネットワークに電話で問い合わせたところ、1.については既知の問題でTCP/IPあるはAppleTalkの経由先をSeven of Diamonds以外にすることによって解決できるとのこと(僕は作業環境マネージャーで経由先をPPPに変えています。いろいろな環境に合わせていくつも設定を持てるので、作業環境マーネージャーって便利ですね。PBには本当に必須です)。2.と3.については初めて聞く問題だが、βバージョンでない正規バージョンをホームページにアップロードするのでそれで試して欲しいとのことでした。そうしたところ、何と翌日にはダウンロードできるようになっており、素早い対応に感謝感謝(^^;(サポートの対応もとっても良かったです)。以降、2.と3.についてはカードの問題ではないかもしれませんが、ドライバをアップデートすることによって、今は解決しています。
 現在、NTのネットワーク絡みの問題とその復旧・整備に追われる毎日で詳細に検証している暇が無いので他にも問題があるかもしれません。でも、100Base-TXのネットワーク環境はとても快適です。自宅でLocalTalkから10Base-Tへ移行した時もその速さに感動しましたが、それ以上です。スイッチングハブを導入していることもありますが、僕が管理するドメイン内でのやり取りに限れば、ネットワークを意識することもなくローカルな状況で作業しているのとほとんど変わりない感覚です。まぁ、すぐに慣れてしまうんでしょうけど……。

追伸:
 ドライバのインストールの際に出てくるスクリーンでは、PB190・5300にも対応しているみたいですが、検証していません。PB5300は所有しているので(今は妻専用機)、今度折りを見て検証してみます。


主な仕様

製品名 Seven of Diamonds
TRUMPCARD Seven of Diamonds
カードタイプ TYPE II
メディアタイプ 10Base-T(IEEE802.3)
100Base-TX(IEEE802.3u)
非シールドツイストペアケーブルカテゴリー5以上
消費電力 650mW(10Base-T)、950mW(100Base-TX)
付属品 ユーザーズマニュアル、専用接続ケーブル
その他 EtherTalk・MacTCPなどにて使用
10Base-Tケーブルなどが必要
メーカー OSITECH
K.S.network
定価 39800円

村上さん、レポートありがとうございました。

なお、このレポートと同様の内容が「極私的PB2400c頁」にもあります。
これについては、サイト管理者の水谷さんの了解をいただいております。




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